ダークウェブにメールアドレスが流出したら:予防と対処のヒント
インターネットの安全性は今日、ますます重要になっています。特に、個人情報の流出は大きなリスクをもたらします。インターネットには通常見ることがないインターネットの暗部、ダークウェブが存在します。この隠された世界で、あなたのメールアドレスが不正に取引される可能性があります。
アンチウィルスソフトで有名なノートン社が「メールアドレス漏洩検知ツール」をWebサービスとして無料で提供していますので自分のメールアドレスがダークウェブに流れていないかぜひ一度チェックしてみてください。
この記事では、ダークウェブにメールアドレスが流出した場合の対応策について、分かりやすくまとめましたのでぜひご覧ください。
▶ ノートン社のWebサービスはこちら「メールアドレス漏洩検知ツール」
ダークウェブとは?
ダークウェブは、普通のインターネット検索エンジンでは検索できないインターネットの「地下」部分です。ここでは、違法な商品やサービス、特に他人のクレジットカードの番号、メールアドレスやパスワードのような個人情報が、違法に売買されています。ダークウェブは、通常のウェブサイトとは違い、暗号化ソフトウェア(例えばTOR)を使ってアクセスする必要があります。ダークウェブは匿名性が高く、そのため犯罪者に利用されることが多いのです。しかし、すべてが違法というわけではなく、プライバシーを重視する合法的な用途にも使われます。
個人情報が流出する理由
個人情報の流出は主に以下の理由で起こります:
- データ侵害: 企業や組織がサイバー攻撃によりデータを盗まれる。
- フィッシング詐欺: 偽のメールやウェブサイトを通じて個人情報をだまし取られる。
- セキュリティの不備: 弱いパスワードやセキュリティ対策の不足により情報が漏えいする。
流出の有無を確認してみる(ノートンサイト)
まずはノートン社が提供している無料Webサービス「メールアドレス漏洩検知ツール」を利用してメールアドレスの流出を確認してみましょう。
右下の「メールアドレス漏洩検知ツール」のテキストリンクをクリックします。(または直にこちらへ)
そうすると次の画面のページに移動しますので確認したいメールアドレスを入力したら「reCAPTCHA」をチェック後、「チェックする」ボタンを押します。
流出していない
流出している
これは、いくつかあるGmailの中でメインで使ってるものが2021年時点で8回も流出していたようです。すでに何年か前にスマホによる2重認証にしていましたが、今回の発見でパスワードもすぐに変更しました。海外のサイトに多く登録しているアドレスは本当に要注意です。
メールアドレスの流出が意味すること
メールアドレスがダークウェブで見つかった場合、それはあなたのアカウントが必ずしもハッキングされたわけではありませんが、セキュリティ上の懸念が生じます。見つかった情報が古い場合、すでに対応済みの可能性もあります。
ダークウェブは匿名性が高く、様々な違法活動が行われる場所です。ここでメールアドレスが流出すると、フィッシング詐欺やスパムメールの増加などのリスクにさらされます。
流出していた場合の即時対策
- パスワードを変える: ダークウェブでメールアドレスが見つかったら、そのアカウントのパスワードをすぐに新しいものに変えましょう。
- 二段階認証を設定する: もっと安全にするために、ログインするときはパスワードともうひとつのチェックを入れる二段階認証を使いましょう。
- 定期的にチェックする: 自分の情報がどこかで使われていないか、よく見ておきましょう。
予防策と長期的な対策
- 強力なパスワードの使用: パスワードは複雑でユニークなものを使用し、定期的に変更することが重要です。
- メールアドレスの監視: メールアドレスがダークウェブで取引されていないか定期的にチェックします。
- セキュリティソフトウェアの利用: ウイルス対策ソフトウェアやメールフィルタリングツールを活用して、不正アクセスを防ぎます。
メールアドレスの安全を確保するためには、常に警戒し、適切なセキュリティ対策を講じることが不可欠です。ダークウェブに流出した場合には、迅速な対応が重要であり、長期的な予防策を組み合わせることで、オンラインでの安全を確保できます。