Sheena Easton – Please Don’t Be Scared
個人的にオススメしたい1980年代から1990年代までの洋楽曲を紹介しています。特に最近、ボカロ曲やボカロP曲をメインで聴いている若い方には、ぜひ一度「古き良き洋楽」を体験してほしいと思います。時代を超えた名曲たちが、今の音楽とは一味違った魅力を届けてくれることでしょう。
【楽曲収録アルバム】 【Amazon】お勧め:My Cherie
力強いボーカルと華やかなダンスで、80年代を駆け抜けたディーバ、シーナ・イーストン。 その彼女が1995年にリリースしたアルバム「My Cherie」は、これまでのイメージを覆す、バラード中心の構成で、彼女の新たな魅力を私たちに届けてくれました。
特に私がおすすめしたいのが、このアルバムに収録されている「Please Don’t Be Scared」という曲です。
シーナ・イーストンといえば、アップテンポなナンバーで力強く歌い上げるイメージが強いのではないでしょうか。 しかし、この「Please Don’t Be Scared」では、彼女の真骨頂とも言える表現力豊かな歌声が、しっとりと、そして優しく、聴く人の心を包み込んでくれます。
愛する人への深い愛情と、その愛を失うことへの不安、それでも相手を信じたいという切ない女心が、彼女の情感のこもった歌声を通して、聴く人の心にダイレクトに響いてきます。
イントロから静かに始まるピアノの旋律は、まるで恋人たちの語らいを見守るように優しく、そして曲の後半に向けて徐々に盛り上がりを見せるドラマティックな展開は、聴く人の感情を揺さぶらずにはいられません。
特に印象的なのが、サビの部分で歌われる「Please Don’t Be Scared」というフレーズ。 愛する人を力強く励ますような、そして同時に、自身の弱さをもさらけ出すような、そんな切なさが入り混じったシーナ・イーストンの表現力は圧巻です。
「My Cherie」は、他の曲も素晴らしいバラードが多く収録されており、シーナ・イーストンの新たな一面を発見できるアルバムとして、ぜひ多くの人に聴いていただきたい作品です。
1980年に『モダン・ガール(Modern Girl)』でデビューした。デビューアルバムの『モダン・ガール』は日本ではオリコン洋楽アルバムチャートで1981年6月1日付から2週連続1位を獲得した。
wikipedia